アートコンダクター養成講座初級27期 開講しました。
スタッフダイアリー

アートコンダクター養成講座初級27期 開講しました。

 アーツアライブは、2012年に国立西洋美術館にて毎月、認知症当事者対象対話型鑑賞《アートリップ》 の実施開始とともに、プログラムのファシリテーターである、アートコンダクターの養成を開始しました。これまでに初級27期、中級19期の講座を開講してきました。

5月13日(土)に初級27期の養成講座が開始しました。 コロナ以降、オンラインでの実施となり、遠方からの受講生が増えて居ます。今回も、淡路島、静岡からも受講されています。 初級では、 認知症症状の基礎知識のほか、初対面でも認知症当事者の方に安心していただき、アートを通して対話をするノウハウを学び、中級では、自ら作品を選んでプログラムを構築するために、アートの見方の基本や当事者の方に興味を持っていただきやすい海外の種類、テーマの設定、問いかけの内容、下北沢の振付家香瑠鼓さんのスタジオでのインプロヴィゼーションのワークショップを含め、人前でプログラムを実施する際の度胸や即興性までを含めた実践練習を行います。 中級には、提携施設における当事者対象の最低3回の実践練習、コーチの認定アートコンダクターによる現場講評、さらに実地による認定試験受験までを含みます。

単なる知識の習得や教養でなく、実際に当時者の方を対象に美術館や、介護施設、ご自宅で喜んでいただけるアートリップを実践する人を増やすために養成講座を実施しているので、内容はとても実践的です。頭だけでなく、身体で体得していく内容になっています。
27期は、来週20日(土)の午後、介護職の認定アートコンダクター宮本さんによる体験談の話のほか、当事者の方にも加わっていただいての実践練習を行います。

 アートリップを実施したいという熱い希望をお持ちの方、是非受講してください。必ずできるようになります。 熱意のある方の受講をお待ちしています。

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