アートコンダクター

参加者の会話を促し、彼らが目にしている作品に対しての洞察を深める手助けをします。

アートエデュケーターは作品に関する情報を適宜参加者に提供しながら、
参加者の会話を促し、彼らから出た言葉を編集し、
反応をまとめながら会話をリードするとともに場の雰囲気を作り、
彼らが目にしている作品に対しての洞察を深める手助けをします。
ARTRIP

欧米には、美術館等において双方向的に観客の作品鑑賞を導く「アートエデュケーター」という職業があります。
日本ではまだボランティアのガイドがほとんどであり、職業としては成立していないのですが、アーツアライブでは、日本においてもプロの職業として成立させたいと思っています。 アーツアライブでは、アートリップ人材養成講座 初級講座修了者に「アートコンダクター」の資格を授与しています。「アートコンダクター」にはアートの旅の添乗員という意味を込めており、教育者というよりも参加者に寄り添う存在としてより親しみを込めています。養成講座中級を修了し、「アートエデュケーター」の資格を取得すると自宅や施設に加え、美術館でのプログラムを実施することができます。尚、アーツアライブでは、アートリップ実施の際は、ファシリテーターの名称をアートコンダクターで統一しています。

VOICE養成講座参加者の声

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4

50代 男性 会社員

ARTRIPのプログラムを実際に見学させていただいたのが受講のきっかけです。 プログラムに参加されている認知症の方が、笑顔で語られている姿をみて、アート(絵画)の持つ力を実感しました。
立場,心情の違う人通しが、同じ視線で語り合える、そんなコミュニケーションの場作りにも参考になると感じました。絵を観ること自体は、以前より好きでしたが、体系的に学んだこともなく、基礎知識の無さから受講前はプログラムについていけるか少し不安でしたが、非常に興味深く学ぶことができました。受講生通しのつながりもプログラムの進行とともに深まり、たくさんの仲間ができたことも、良かったと思います。現在は、エデュケーターとして活動させていただていますが、準備段階から毎回新しい発見があり、自分自身、楽しみながらプログラムを実施しています。勿論、プログラムの主役は参加者の皆様であり、プログラム終了後に「ありがとう」「とても楽しかった」「次はいつやるの?」などの言葉をいただくと、とてもありがたく、また嬉しく感じます。アートは、美術館などにあってたまに「鑑賞」にいく高尚なものではなく、日常の中にあって日々の生活を豊かにできるものだと、エデュケーターの経験を通じて、思いを強くしています。

1

60代 女性 翻訳家

美術史を専攻して修士もとったものの、これまでは美術の翻訳でしかその知識を還元できていませんでした。そのことも自分の中では不満要因でした。
でもアートコミュニケーションでこれまでの知識や見てきたものの集積をアーツアライブの皆様や一般の高齢者、認知症の方々と共有できることに喜びを感じています。もっともっと喜んでいただけるプログラムを開発して、パフォーマンスも改良しながら、地元での実施の開拓もしてみたいと思っています。

3

70代 女性 出版関係会社経営

傾聴ボランテアとして高齢者施設で活動しておりましたが年々「認知症」の方々が増えてゆく事に心を痛めておりました。
そんなとき、この講座に出会い第1期生として学ばせて頂きました資格をいただいてからは5分と落ち着いて会話ができなかつた認知症の方々と30分、50分とアートを通して会話が出来る喜びに、又御家族や施設のスタッフの驚きと感謝のお言葉を頂いております。この「アートエデイケーター」の資格は私の「宝物」になりました。

2

50代 男性 メーカー企画部長

私は元来絵画等には縁遠い人間で、美術館に行く習慣など全くありませんでした。極僅かに超名作を写真等で知っている程度で、その他の知識は皆無です。
その私がARTRIPに参加して変わりました。作品を観るおもしろさにに気づかされたのです。時代背景、作者の意図、表現の工夫。。一つ一つに視点があることに驚かされ、 以後作品を見る目が少し変わってきた様に思えます。 どうして描きたいのだろう、何を表したいのだろう、案外意味は無いのかな、など。 この年になって、楽しみを見つけて頂いた思いがします。
エデュケーターとして 『ARTRIPは認知症者の方々のものだけではありません。健常者にも幼児にも悩める大人にも、すべての人に働きかけます。そして気づかされます。そんなARTRIPの広がりを夢見ています。』

5

40代 女性 主婦

同じ絵を使用しても、参加者により反応は様々で、場の雰囲気が変わる事を実感しま した。
また、毎回参加者の目が急に輝き出す瞬間や終了時に「楽しかった。」と握手を求められたり介護者に「いつもあまりお話ししない方がよくお話しになっていた。」という感想を伺うとエデュケーターとしての喜びとより良いプログラムを提供できるよう研鑽を積まなければとの思いを強くします。

Q&Aよくある質問

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Q:試験に合格せずエデュケーターに
  なれなかった場合はどうなりますか。

:中心となるエデュケーターとならない場合は、アシスタントエデュケーターとして、エデュケーターのそばでプログラムをサポートすることができます。そして、現場での体験を踏まえて、再度エデュケーターとして挑戦することができます。

Q:講座修了後の認定試験は、
  一度で合格しなければならないのでしょうか。

:いえ、何度でも試験を受けることは可能です。また、さらに技術を磨くための実践コースを受けていただくこともできます。

Q:講座を休んだ場合は、
  どうなるのでしょうか。

:全ての講座をビデオに撮りますので、後から欠席した講座のビデオを視聴していただくことが可能です。

Q:エデュケーターの認定は
  だれがするのでしょうか。

:アーツアライブが行います。あくまでもアーツアライブが認定するARTRIPエデュケーターです。講座終了時には、講座修了証、エデュケーター認定後はARTRIPエデュケーター認定証を発行します。

Q:認知症の方以外を対象にプログラムを
  することはできますか。

:はい、認知症の方とその家族が対等に参加するプログラムですので、子どもから大人まで一般の方にも刺激的で、意味のあるプログラムとなっています。アーツアライブではこれまで多様な業種(会計士、メーカーエンジニア、営業、介護士、保育士、臨床心理士他)の方を対象にプログラムを実施していますが、皆様から高い評価を得ています。また、プログラムを体験した精神科医は発達障害、うつ病、ひきこもり、その他の精神疾患を抱える方にも有効だと思うと言われました。

Q:美術史の知識が全くないのですが、
  大丈夫でしょうか。

:はい、美術が好きであればだれでも挑戦できます。ただ、対象となる作品についての詳細な知識は持っていなければなりませんので、その都度、事前にリサーチすることが必要です。どんなリサーチをしたらいいのかは、講座で学ぶことができます。 る方にも有効だと思うと言われました。

TRAINING COURSE養成講座

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講座の特徴

MoMA公式

講座はMoMA公式マニュアル「meet me」
日本語版を使用します

専門知識習得

認知症ケアの専門家による
認知症に関する基礎知識を習得

対話型鑑賞法理論

MoMAが長年の研究と実践を重ねて
開発した対話型鑑賞法理論に
基づくノウハウを習得

実践方法習得

日本におけるミュージアム、
医療福祉施設などでの実践方法を習得

日本・西洋美術

日本・西洋美術における
アートの見方を習得

NY研修ツアー

希望者はコース終了後にNYでMoMAの
プログラムを視察、MoMAのプログラム担当者と
交流するNY研修ツアーに参加可能です。
講座概要
アーツアライブでは、アートリップの普及のために、アートリップのファシリテーションをするガイド「アートコンダクター」「アートエデュケーター」を養成するアートリップ人材養成講座 初級、中級、上級を開催しています。
アートリップ人材養成講座 初級
認知症コミュニケーションを中心に絵画を通したコミュニケーションの仕方を学びます。(2日間連続講座) 
絵画を使って認知症の方と対話をするスキルを学びます。介護施設やご自宅でプログラムを実施できることを目指します。
アートの知識は関係ありません。

おもな対象者:介護関係者、ご家庭でご家族を介護されている方、アートリップに関心のある方
取得資格:準認定認知症アートコンダクター
アートリップ人材養成講座 中級
自らテーマを選び、テーマに沿った絵画を選択し、想定質問を考え、プログラムそのものを企画作成するノウハウを学びます。
さらに、美術館での実施の仕方、リスクマネジメントを含む高度なグループにおけるコミュニケーションを実践を重ねて習得します。
介護施設での実習及び講評を含みます。

おもな対象者:初級受講修了者
取得資格:認定アートコンダクター
アートリップ人材養成講座 上級(2018年開講予定)
アートリップ人材養成講座を教えることができる講師を養成する講座です。

取得資格:シニア アートコンダクター