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>>作品説明
透明プラスチック板(通称「プラパン」、プラパンとは、薄い透明のプラスチックに油性マジックで絵を描き、トースターなどで加熱すると縮んで固く変化するもので、私達が子供の頃に流行った遊びである)という素材をつなげてすだれ状のオブジェを作る。
またワークショップを行い、お年寄り方にもプラパンを作っていただく。出来た作品にひもを通してキーホルダーにし、プレゼント。何個か作ってくださる方には、彼らの作った作品を私達のすだれに組み込ませてもらう。
>>プロジェクト後の感想
今回初めてワークショップをやってみて、人に教えることの難しさを痛感した。私達にとっては身近なプラパンも、それを知らない人にとっては得体の知れないモノである。説明したり実演したりしてみたが、いまいちピンとこない方もいた。しかし半信半疑の状態でも実際にやってもらい、自分の描いた絵が縮んでキーホルダーのようになったものを見ると、とてもきれいだ、と気に入ってもらえた。最初は「見てるだけでいい」「絵なんてかけない」と言っていた方も最終的には楽しそうにかいてくれた。物理的にどうしてもできないという方もいたが、職員さんの協力でワークショップの場に足を運び見てくれた方が、少しでも興味を持ってくれていたらうれしい。
お年寄りの方々の作った作品は私達がサッサと仕上げたものよりも魅力的で衝撃をうけた。私達でいくつか下絵を用意してきたのだが、それを使って各々が個性を発揮していた。
ワークショップは5回程行ったが、最後の日に「本当に楽しかった、ありがとう」と何人もの方に言っていただけたのが1番嬉しかった。
ワークショップ以外の時間、もう少し積極的に話しかければよかったと思う。逆に彼女達が私達の部屋を訪ねてくれたり、話しかけてくれたりと、頼りっぱなしだった気がする。反省は数え切れないほどあるが、今回の企画を行はなければ出会うことの無かった方々と、アートを通して対話できたことがとても楽しく、貴重な体験になった。(山本栞絵)
私はアートというものが、ごく一部の人たちの楽しみであり、一般の人にはよく分からないもの、という意識がありました。それなので、アーツアライブの「アートによって生活を豊かにする」というコンセプトに惹かれて、このプロジェクトに参加することを決めました。
ワークショップは養護、ケアハウス、デイサービス、特別養護を二回、で計5回行いました。プラパンというもの自体、みなさん最初は知らなかったので、とまどいながらのスタートになりましたが、作品が出来ると皆さんにとても喜んでいただいて、結果的にすべてのワークショップでなんとかうまくいったと思います。その際、職員の方々が全面的にサポートしてくださいました。職員の皆さんの手伝いなしではワークショップはうまくいかなかったと思います。
私の今回の発見の一つは、ものすごく面白い絵を描く人が多かったことです。隣に並べた自分の絵がつまらなく見えるくらい面白い塗り方や色使い、線で描く人が多かったです。簾は皆さんに手伝ってもらって、最終日前日にようやく完成しました。作品は最終日に取り付けたのですが、予想外に手間がかかってしまい、設置した後すぐ出発しなければならず、皆さんの反応が見られなかったことが非常に残念でした。ただ、設置している最中に「きれいだ」などと声をかけていただいて、とても嬉しかったです。
今回の体験によって、アートによって人々が、喜んだり、楽しんだり、生活をより良くしていけると実感しました。アーツアライブのような試みがもっと社会に広がっていってくれたらいいと思います。本当に貴重な体験をさせていただきました。(清光ふみ)
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