作品名:

境界線改造計画

製作者:

坂梨慈兼

実施場所: 熱海伊豆海の郷

実施期間:

2006/8/24〜8/26

 

>>作品説明


 

>>プロジェクト後の感想

 私は熱海伊豆海の郷にて公開制作という形で参加させて頂きました。美しい山や海に囲まれ素晴らしい環境にあると感じたのが第一印象でした。
 その新しい福祉施設は大変清潔で老人の方にとって住みやすい環境にあると感じると共に、どこかしら人工的で、外の美しい自然と隔離している様にも感じました。
 そこで私は外の自然と施設内が繋がれば更に素晴らしい生活の場となると考え制作いたしました。
 具体的に説明いたしますと、最初に私は施設の周りがどのような環境か正確に把握したいと考え、辺りを散策いたしました。そこは山の中腹辺りにあり草木が生い茂り、遠くに見える海と美しいコントラストを演じていました。遠くの山に見える家にはツタが絡まり、家が山の一部へと帰還しているようでした。施設を囲むブロックにもツタが絡まり、施設を自然へと回収しようとしているようでした。
 そこで私は施設内にツタから型をとった石膏の彫刻を貼り付け、外部の自然を施設内に延長しようと考えました。
 二日目に施設の皆様や入居者の方々に挨拶をし、2階地域交流コーナーにて制作させていただきました。外から採ってきた植物を型取剤で型を取り、作った型枠の中へ石膏を流し込み葉っぱの彫刻を作りました。入居者の方々と話をしながらつくりましたが、多くの方に来ていただき皆様に興味を持ってもらえうれしく思いました。
 70〜80個程作り、地域交流コーナーに接する階段へ設置いたしました。その階段には外が見える窓があり、外の環境の延長と捉えてその場へ設置いたしました。
 職員の方々には大変親切にして頂き、とても助かりました。居住者の方にも作品を楽しんでいただき、心から制作してよっかったと感じました。