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>>作品説明
人は誰でも、その人だけの記念日がある。家族の誕生日・結婚記念日・卒業した日・就職した日・・・。
毎日が忙しいとつい忘れがちな記念日を、カレンダーに書き起こしておき、そのカレンダーを大切な人(家族や友達)にプレゼントする。
その記念日を、一緒に暮らしていないカレンダーをプレゼントされた大切な人が、ふと思い出し、一緒にその1日を大切に思える気持ちを起こさせることをコンセプトに、お年寄りと一緒に、カレンダー制作をしていく。
>>プロジェクト後の感想
池田 良子
今回、カレンダーを作るという行為から、私達が目指したことは物をつくるということを通し発生する、人と人とのつながり(コミュニケーション)であった。アートという活動を通して、何が産み出せて何かをかえることはできるのだろうか。実際、一つのカレンダーを完成させるまでには、その人は自分の人生を回想し、記念日について考えていた。そして、その想い出を少しづつ私達に話してくれた。そのため、1つのカレンダーを作りあげるまでには多くの時間をようした。今回の活動を通して驚いたことは、自分の子供の誕生日を記念日に書き入れていた人がほとんどいなかったことだ。4日間寝食共にし、制作を通してうまれた、たくさんのステキな出会いは、私にとってかけがえのない経験になった。
吉田 慧美
Artの力がお年寄りの方々に良い影響を与えることができるのだろうか?その良い影響とはどんなことなのか?そのような興味からArtsAliveに参加しようと思った。今回私達の「記念日カレンダー」の企画を行ってみて、参加するお年寄りにも様々な参加のしかたがあった。積極的にペンを動かす方もいたし、恥ずかしがりながらも自分の誕生日を私達に教えてくれた方、遠慮がちな方などなど。その中で私が感じたのは、どんなかたちでもいいから自分を表に出すこと、話すこと、書くこと、手を振ること、笑うこと。これがAliveに必要なことなのだということである。自分を表に出すことでそこにコミュニケイションが生まれ、広がっていく。Artの力はそのきっかけをくれるのだと思う。例えば、自分の作ったものを誰かに見せる。誰かの作ったものに感想を述べる。そこに生まれる言葉や表情がコミュニケイションを作るのだということを改めて実感した。このようなかたちでお年寄りと関わり、Aliveを共有できたことをうれしく思う。
Lisa Paajarvi
Arts Aliveのプロジェクトで静岡の老人ホームに行ったとき、私は初めて日本の老人ホームを訪ねることができました。スウェーデンの老人ホームでアルバイトをしたことがあるから、比べることもできて、本当にいい経験でした。最初の日に老人ホームの前で夏祭りがあって、そのとき町の人々がたくさん
集まったので驚きました。それはいいことだと思います。その次の日にカレンダー作りを始めて、お年よりと話しながら誕生日とか他の記念日をカレンダーに書いたり、一緒に絵を描いたりしました。私にとって一番難しいところはその話でしたが、いろいろな話ができてうれしいです。
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